小さなお子様の肌トラブルにも対応します
小児科?小児皮膚科?
お子様は小児科へ、と思われがちですが、小児科は小児内科を専門とし、皮膚の専門ではありません。お子様のお肌に異常が出た際は迷わず皮膚科へ通われることをお勧めします。
当院では小さなお子様でも皮膚科専門医が丁寧に診察を行います。子供の肌は大人のお肌に比べてバリアー機能が弱いため、冬場の乾燥や夏の汗によって湿疹やあせもができます。すぐに治ると思って放っておくと、とびひや水いぼになりやすくなったり、将来的にアレルギー体質になる可能性もあります。したがってお子様の肌トラブルは早期に診断し治療することが重要です。
小児皮膚科で対応する症状
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乳児湿疹
当院での乳児湿疹の治療は…
母乳栄養の赤ちゃんの場合、母乳由来の食物(卵、牛乳、小麦、大豆)によるアレルギーを生じていることがあります。保湿剤やステロイド外用剤で改善しない場合には、プリックテストを行い、原因を除去することで治ることも多いです。 -
とびひ
当院でのとびひの治療は…
とびひの別名正式名称は「伝染性膿痂疹」といいます。虫さされやあせもを引っ掻いた傷に細菌が入り込み、水ぶくれが広がる病気です。当院では、病状に合った抗生物質の内服薬と外用剤を処方します。
最近では、従来の抗生物質が効きにくい耐性菌が増えているので、当院では必ず細菌検査を行い、耐性菌の有無を調べることができます。 -
単純ヘルペス
当院での単純ヘルペスの治療は…
単純ヘルペスは顔、特に口や眼の周りに小さい水ぶくれができる病気です。原因は単純ヘルペスウィルスによります。初期には湿疹やとびひと区別がつきにくいため、全身に広がってから来院するお子様もいます。当院ではウィルス感染細胞を顕微鏡で検査することにより、早期に診断して治療を開始できます。お子様にも安心して飲める抗ウィルス薬を処方します。 -
水イボ
当院での水イボの治療は…
水イボの正式名称は「伝染性軟属腫」と言います。ウィルスが原因ですので、広がったり他の人にもうつります。当院では、麻酔シールを貼ってから、患部をキレイに取り除きます。痛みもなく、傷跡もほとんど残りません。 -
あせも
当院でのあせもの治療は…
あせも(汗疹)は、汗をかいたあとに汗の出る管が詰まってしまい発症する皮膚の病気です。治療は、汗どめのローションや、ステロイドの外用薬を使用します。掻きむしると、とびひになる恐れがあるので、抗生物質を予防的に処方することがあります。 -
オムツかぶれ
当院でのオムツかぶれの治療は…
オムツかぶれは排泄物による刺激等で発症します。当院では、カンジダの有無を顕微鏡で検査ができます。症状に合った外用薬を使用することで早く治ります。 -
水ぼうそう
当院での水ぼうそうの治療は…
水ぼうそうは初期には湿疹と区別がつきません。小児科で見過ごされてから来院することも多いです。当院ではウィルス感染細胞を顕微鏡で検査することにより、早期に診断できます。お子様でも飲める抗ウィルス薬を処方します。
※図:ウィルス感染細胞の顕微鏡写真
もちろん上記の症状以外にも対応しています。