皮膚の症状は見た目での区別が難しい場合がありますが、皮膚科専門医は、医学的知識と経験を元に、的確な判断と治療ができます。
画像診断や血液検査をもとに判断する内科とは異なり、皮膚科専門医は、皮膚の症状が出ている部分の色や形、分布状況を診るだけで、これまでの経験やノウハウからどんな病気なのか見極めることができます。
例えば、皮膚科専門医なら帯状疱疹の初期でも皮膚症状を見ただけで診断できますが、専門医でない場合、発疹の経過観察したうえでの診断となり治療開始が遅れることになります。
特に帯状疱疹は早期に治療を開始しないと痛みや跡が残るので注意が必要です。